レコード、レポート、および一覧表
概念：レコードフォーマット、レポート、および一覧表
レコードフォーマット
レコードフォーマットは、材料費、品番、面積など、図形やシンボルに関するさまざまなデータを保存できます。図形またはシンボル定義に連結されたレコードは、永久的にその図形またはシンボル定義の一部となります。図形またはシンボルを他の図面に取り込んだり、カット＆ペーストしたりしても、レコードは連結されたままになります。複数のレコードフォーマットを単一の図形またはシンボルに連結できるほか、レコードが連結された各図形またはシンボルのレコード値を個別に変更できます。
Vectorworks Design Suite製品は、自動で双方向接続するためにレコードフォーマットを外部データベースにリンクできます。データベースの連結を参照してください。
レポートと一覧表
レポートと一覧表はワークシートであり、プロジェクトファイル内の図形に関するデータを表示します。
すべてのVectorworksユーザーが作成できるレポートを使用すると、図面内の図形に関連した（メーカー、サイズ、価格などの）レコードデータを選択し、そのデータに基づいてワークシートを作成できます。新しいワークシートを作成することも、既存のワークシートにデータベース行を追加することもできます。
Vectorworks Design Suiteをインストールしている場合は、（ドア、植栽、照明器具など）複数の描画要素の作成時に自動で定義済みデータが付加されます。このデータには、フォーマット済みレポートを使用できます。
レポートと一覧表はカスタムワークシートより簡単にすばやく作成できますが、必要な情報を正確に表示するとは限りません。より特化した機能や計算が必要な場合は、レポートから始めてカスタマイズするか、ワークシートをゼロから作成します。ワークシートを参照してください。
